2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

プーチニズム

10月7日に殺されたロシアのジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんの著書です。 エリツィンに代わってロシアの大統領となったプーチンは、エリツィンが手を着けていたロシア軍の軍紀粛正とはまったく逆方向の方策で、国をある意味まとめ上げた。それ…

ジャイアンツ

ワールドシリーズも終わったので、ほぼ今年の日米の野球は、幕を閉じました。 北海道日本ハムファイターズは、よかったですね、日本一。それにつけて思うことは、最近のプロ野球で成功しているのは、地域密着型の球団運営ということでしょうか。 昨年は、千…

王立宇宙軍

吉田健一さんが、ガイナックスのウェブに「王立宇宙軍」のイラストを寄せています。 なんてことはない、ただそれだけ。 王立宇宙軍は、ガイナックスの旗揚げ作品でしたが、見事にバランスよく構成された見事な映画でした。大学生の時に、映画館で3-4回は、見…

山本モナ・フィールドキャスターに捧ぐ

izaでインタビューを読みましたけど、細野代議士っていうのは、なかなか国会議員という立場に未練があるですよ。 国会議員の交通パスなどについては、もうしどろもとろだもんね。すばらしいインタビュアーだと思う。 こんなみみっちい男性と路上キスをして、…

まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒を読みました。同じ直木賞の「風に舞い上がるビニールシート」とはずいぶんレベル差があるなあ、という印象。まあ、作者がそれほどの思いを込めて書いているとは思えないし、まあ、エンターテインメントということではこれはこれでいい…

機動旅団八福神その2

2-4巻をマンガ喫茶で読みました。1巻では、「その後が楽しみ」と書きましたが、期待はずれでした。キャラ一人一人に感情が移入できないです。作者の思いこみが空回りしているって感じ。 ということで、この話題は、もう終了。

モーニング・グローリー

交響詩編エウレカセブンでもっとも感動的なシーン満載の26話「モーニング・グローリー」の一周年だそうです、明日16日が。 なんだか、毎日放送のエウレカの掲示板がそういう話題で盛り上がっていたので、おとなげなく、便乗しました。 いやあ、26話はすごい…

四度目の氷河期

荻原浩さんの「四度目の氷河期」を読みました。 今年読んだ本のなかで、もっともいい作品。本屋大賞、直木賞をとっていただきたい。 比喩表現で、重松清先生と似たところがあると思っていた荻原浩先生ですが、作品の幅とか構成力、描写のうまさ、演出性で荻…

住宅バブルに踊らされる人々

真に受ける人は、いないんでしょうな。不安なので、一言かいておきましょう。 長谷工アーベストのアンケート調査によると、マンション購入希望者の7割がマンション価格に先高感を持っているそうです。izaの記事 アンケートなので、一見正当な調査結果に思え…

中原の虹

浅田次郎先生の「中原の虹」を読みました。 作品世界は、「蒼穹の昴」から続いてます。西太后、袁世凱、李春雲も登場します。主人公は、満州馬賊の春児の兄、李春雷と、軍閥の頭目の張作霖ですが、そのうち、毛沢東と王逸も出てくるだろうな、とか思うと、こ…

川嶋あいさん

本日、横浜市の脊椎損傷の患者の会にいったところ、川嶋あいさんがイベントとしてライブをやったので、たまたま聞きました。 苦労しているんだなーということは、本人の話で分かりましたが、歌唱力がそれほどではありません。前は、演歌歌手だったようですが…

動画楽園の終焉

いっせいに、日本の大手マスコミが報じているグーグルのYouTubeの買収。YouTubeもいよいよ運営費が底をつきたんだろうなと思う。グーグルが買収すると、YouTubeの動画楽園はおわるんでしょうかね。抗議を受けた後に対処するという動画アップの受け入れ方針は…

サウンドトラック

「ベルカ、吠えないのか?」の古川日出男先生の作品ですが、ちょっと期待はずれ。 漂着した無人島で2年くらい生き延びた子ども2人が、成長。“上陸”した多国籍都市の東京を破壊する、という話。 ヒツジコは、ダンスで“破壊”するというのが分かるんだけど、トウ…

機動旅団八福神

なんでもいいから、更新。すごく忙しく、書けませんでした。 で久々でも、マンガです。機動旅団八福神の一巻を読みました。 東京・池袋のジュンク堂書店の地下のマンガ売り場は、とっても広く充実しています。 で、福島聡先生の八福神の見本誌が出ていたので…