四度目の氷河期


荻原浩さんの「四度目の氷河期」を読みました。
四度目の氷河期


今年読んだ本のなかで、もっともいい作品。本屋大賞直木賞をとっていただきたい。


比喩表現で、重松清先生と似たところがあると思っていた荻原浩先生ですが、作品の幅とか構成力、描写のうまさ、演出性で荻原先生のほうがうまい。ユーモアは、重松先生がやや上か。


小五の娘にも読ませたいが、セックス、オナニーの場面が出てくるから、まだ少し早いかも。
でも、きれいな描写です。まあ、「14歳の母」みてるくらいだから、いいか。