2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

松岡利勝先生を取り巻くワルいやつら

「東のムネオ」「西の松岡」と鈴木宗男代議士と並び称された松岡利勝・前農相が自殺しました。 緑資源公団がらみの事件で捜査の手が伸びていたのを気に病んでの自殺とも考えられています。 それにしても、松岡先生は、スキャンダルが多すぎました。 古くは、…

謎の文化財団はフジ・産経関係なんじゃないの

各新聞で報じられたシラク・前フランス大統領の秘密口座問題。辞任後1か月で不訴追特権がなくなるため、背任・収賄で捜査が始まる見込み。 親日家として知られるシラク前仏大統領だが、日本の謎の「文化財団」から定期的に巨額の振り込みを受けていたとか。 …

月島慕情

浅田次郎先生の短編集「月島慕情」を読みました。 浅田先生の短編集は、泣けると評判だった「鉄道員」で、泣けずに、敬遠気味でした。 その後、長編「日輪の遺産」とかを読み、長編ならばいけるかもと思いました。 名作「蒼穹の昴」はその後読み、しばらく読…

葉桜の季節に君を想うということ

悲惨な小説。あまりにつまらないので、とっても悲惨。 文春文庫で収録されましたが、これはどうよ、文春さん。 角川じゃないんだから。 この作者の作品はなんだったっけ、なんか読みましたが、基本的に不快な文体。 で、あまりにも見え透いた展開。バレバレ…

中原の虹 三巻

時期をおいて読んでいるからかもしれませんが、「蒼穹の昴」ほど、なんというか物語に入り込めません。 登場人物が拡散しているから、物語が細切れという気もします。 前回は、李春雲、梁文秀が中心で、その周りに西太后や袁世凱がまわっていましたが、今回…

薄闇シルエット

角田光代さんの「薄闇シルエット」を読みました。 男性が読んで、女性心理を理解するのに参考になる小説。結婚しないお姉さま方ってこんな感じだったの、ということがよく分かりました。 曾野綾子先生の小説で「幸福という名の不幸」というこれまた、結婚し…

冗談じゃない!

織田裕二主演ドラマ「冗談じゃない!」ですが、話として、その先どう転がしていくのか、もうその余地がないような気がします。 義理の母は元彼女で、嫁にばれないようにハラハラドキドキという展開ももう飽きてきたし、織田裕二のファンではありますが、これ…

中日と巨人の差

序盤戦、首位を走るジャイアンツとドラゴンズの三連戦。内海で初戦をとったジャイアンツでしたが、土曜日、日曜日に連敗。その差は中継ぎにありました。 土曜日の野口が踏ん張れば、結果的には5点で同点でしたし、日曜日も林が踏ん張れば、まだ期待が残せた…

メタボラ

桐野夏生先生のメタボラを読みました。 桐野先生は、人間の悪意を書かせたら、やはり当代随一。むなくそが悪くなるギリギリのところで、物語を成立させています。 「グロテスク」など、時事的なテーマを取り入れた作品をこれまでにいくつか発表してきました…

一瞬の風になれ

話題作なので読みました。確か、テレビ番組がおすすめしていたような。 キャラのたて方が、少年マンガです。小林まこと先生の「柔道部物語」を思い起こしました。 主人公は、サッカー競技からドロップアウトした高校生。ユース日本代表にも選ばれるくらいの…

ジェネラル・ルージュの凱旋

読みました。なんか絢爛豪華なフレーズ連発で、なんかもう食傷気味という感じです。 「チーム・バチスタの栄光」の時も、空疎なフレーズとピントはずれの隠喩が満載でしたが、登場人物のおもしろさで読めました。 今回は、キャラのおもしろさもなく、ただ医…

プリズン・ブレイク

シーズン2のvol.1-2をレンタル初日から借りて見ました。 刑務所内では、マイケルの頭脳にかなう者はいませんでしたが、今回登場したFBI捜査官は先読みしてがんばってくれてます。これまたなかなか期待です。 最初はすぐ終わりそうなシリーズだったのに、…

水上のパッサカリア

日本ミステリー文学大賞新人賞の「水上のパッサカリア」を読みました。 ミステリー文学と銘打っているからには、本格的な謎解きかものかと思いましたが、ハードボイルドなんですね。しかも作者の海野碧さんは長野県在住の57歳の女性。 楽しく読めました。主…