中原の虹 三巻
時期をおいて読んでいるからかもしれませんが、「蒼穹の昴」ほど、なんというか物語に入り込めません。
登場人物が拡散しているから、物語が細切れという気もします。
前回は、李春雲、梁文秀が中心で、その周りに西太后や袁世凱がまわっていましたが、今回はそれに張作霖、李春雷らがからんでくるから、もうちょっと話を絞ってくださいな、といいたい。
まあ、考えようによっては「蒼穹の昴」の登場人物が活躍しているから、いいんだけど。
四巻は11月発刊とのこと。いやはや、覚えているかどうか、不安です。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: 単行本
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