中原の虹


浅田次郎先生の「中原の虹」を読みました。
中原の虹 第一巻


作品世界は、「蒼穹の昴」から続いてます。西太后袁世凱、李春雲も登場します。主人公は、満州馬賊の春児の兄、李春雷と、軍閥頭目張作霖ですが、そのうち、毛沢東と王逸も出てくるだろうな、とか思うと、これはまた楽しみ。


蒼穹の昴も、毛沢東と王逸が出会うというのがラストシーンだったので、続編がありそうだなと思っていましたが、満州馬賊のほうを主人公にするとは、と驚きました。


小説現代に連載していたので、もう筋をご存じの方もいるでしょう。二巻は、11月初めの発売。それを待ちます。