2008-02-18 日本語のゆくえ 読書 吉本隆明先生の「日本語のゆくえ」を読みました。 帯の紹介文のとおり「神話の時代から現代へ……、日本語表現を考える。」という内容でした。「いまの若い人たちの詩は、『無』だ。」とあり、中身も興味深いものがありましたが、なぜ「無」の表現になるのか、方向性がないのはどうしてか、というつっこんだところは無かったように思います。この部分がもう少し読みたかったかもしれません。ただ吉本先生は、あまり興味がなかったのかもしれません。日本語のゆくえ作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見る