日本語のゆくえ

吉本隆明先生の「日本語のゆくえ」を読みました。


帯の紹介文のとおり「神話の時代から現代へ……、日本語表現を考える。」という内容でした。「いまの若い人たちの詩は、『無』だ。」とあり、中身も興味深いものがありましたが、なぜ「無」の表現になるのか、方向性がないのはどうしてか、というつっこんだところは無かったように思います。この部分がもう少し読みたかったかもしれません。ただ吉本先生は、あまり興味がなかったのかもしれません。

日本語のゆくえ

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