八日目の蝉


角田光代さんの「八日目の蝉」を読みました。


テーマは、なんだろ。「親子」かしらん。


タイトルの「八日目の蝉」は、みんなと違う自分に感じる不幸せ感を抱えて生きていく、ということをあらわしているのだと思います。


角田光代さんの小説は、「夜を行く飛行機」と「薄闇シルエット」しか読んでいないけど、この二編とは違った作風でした。どちらかというとシリアスな作品で、ある意味現代的な「家族」というものをかこうとしたのかとも思います。


いい作品でした。次作にも期待です。

八日目の蝉

八日目の蝉