八日目の蝉
角田光代さんの「八日目の蝉」を読みました。
テーマは、なんだろ。「親子」かしらん。
タイトルの「八日目の蝉」は、みんなと違う自分に感じる不幸せ感を抱えて生きていく、ということをあらわしているのだと思います。
角田光代さんの小説は、「夜を行く飛行機」と「薄闇シルエット」しか読んでいないけど、この二編とは違った作風でした。どちらかというとシリアスな作品で、ある意味現代的な「家族」というものをかこうとしたのかとも思います。
いい作品でした。次作にも期待です。
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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