「巨人の星 新約 花形」の花形は、らしくない

読売新聞朝刊で報じられた「巨人の星 新約 花形」ですが、なんか花形満が、花形らしくないので、早くも却下です。


野口英世が、実は、わがままで身の回りのことが出来ない人だった、とかいう新約はあり、だと思うんです。しかし、花形は実は、ちびで、かっこ悪い人だった、みたいな新約って、ちょっとつまらんと思いませんか。


週刊少年マガジンは、同じようなパターンの野球マンガをいくつも作らないでくださいな。マガジンには、努力してのし上がっていくパターンの連載野球マンガがすでにあるじゃないの。花形は「華麗に決める」というのが基本です。中学生なのに、スポーツカーの運転席が似合う男が花形なんですよ。


その花形が、地面はいつくばって、不良のたまり場と化した野球部を立て直すなんて、どこぞの野球マンガをコピーしたような設定はいかがなもんでしょうか。そんな野球マンガは少年サンデー連載の「メジャー」か、水島新司先生に任せておけば、よろしい。とにかく、こんな花形にOK出すのは、編集部がバカなんじゃないの。なんでも読者アンケートで決めるな、といいたいね。


とにかく、こんな花形では、草葉の陰で、梶原一騎先生が泣いているよ。始まってまだ1話。軌道修正はききます。優雅な花形でしかも、読者をうならせる新約を期待してます。