宮崎監督はちゃんとコントロールしないと

産経新聞izaによると、宮崎駿監督がアメリカの映画芸術科学アカデミーの会員になるのを断ったそうです。


「創作活動に専念したいから」というんですが、まだアニメ映画を作る気持ちなんでしょうか。


宮崎駿監督の作品は、好きで観てましたけど、もうやめたほうがいいんじゃないの、と言うのが正直なところです。


千と千尋の神隠し」は意外に成功しましたけど、「ハウルの動く城」は完全に、イメージ集みたいな作りだし、もう一本の映画をまとめられなないんじゃないの、と言う感じ。芸術家肌の監督には、ちゃんと興行的にストーリーを完結させるようにアドバイスできるブレーンが必要です。鈴木プロデューサーがその役目だったんだろうけど、「千」でアカデミー賞とっちゃったんから、もう好きにやらせようという感じになってしまったんだな、これが。


ゲド戦記は、まだ見に行ってないけど、各紙、各雑誌の映画評を読む限りでは、さんざんな出来らしい。このあたりは、また観てから書くとして、そろそろジブリも解散したほうがいいんじゃないのかなあ。


鈴木プロデューサーは昔、「ジブリは、宮崎駿高畑勲という二人の監督のための制作会社だ」といっていたわけだしね。


とにかく、宮崎監督をコントロールしないと、映画としてはみっともないものがこれからも作られるだろうから、アカデミー会員は辞退していて正解だったかも。