『DAWN〜陽はまた昇る』


ビックコミックスピリッツに、すごい熱いバカマンガが掲載されています。
倉科遼+ナカタニD.による『DAWN〜陽はまた昇る』です。DAWN(ドーン) 4 (ビッグコミックス)


最初は、アメリカ帰りの天才ディーラーが日本経済を破壊した罪滅ぼしに、日本再生のプロジェクトを推進していくという筋立てでした。それが主人公の矢作さんが政界に進出してから、というもの、もう気になって仕方がありません。それは、キャラクターの顔の口の開き方です


絵が下手すぎるんですよ。ほとんどのキャラが同じ口の開き方をして、コマいっぱいで叫んでます。口がつねに全開です。あごが下に落ちてる。英語でいうと、フル・オープン。「こんなことがぁー」とか、「もう終わりだー」とか、「中国かあー」とか。熱い男たちが、叫びまくりです。


もういい加減にしろよ。おまえら、しずかに話さんかぁーという感じ。2006年前半のバカマンガ大賞は、『DAWN〜陽はまた昇る』で決まりかな。スピリッツの担当編集はなにやってんだ、おい。6月5日発売号のコマでは、首相と官房長官と大臣が三人並んで、大口あけていたぞ。このコマはスキャンしてアップしたいくらい、笑える。マンガだからいいのか、笑わせて。


とにかく、すごい、バカマンガ、『DAWN〜陽はまた昇る』。内容もバカ。キャラもバカ。注目です。