世代間格差


私的なメモです。

5月9日付け日本経済新聞朝刊の経済教室に
大田弘子先生が「世代間の公平 議論を」という原稿を書いている。


2005年度の経済財政白書によると、現在の政策が継続すると、
現在60歳以上の世代は4875万円の受益超過*1
20歳代は、1660万円の負担超過。


なんかもう、いやになってしまうね。


政策的に、世代間に生じている格差をいまから是正していかないと、
いかんでしょうということで、
世代間利害調整プロジェクト一橋大学などを中心に研究されている。


高齢者のなかには、ちょっとお金がないひともいるから、
10年、20年かけて、じわじわときいていくような
政策をつくらないと、現実的じゃないっていうことでしょうか。

*1:政府からの受益総額と政府への負担総額の差