掃除と図書館

午前中は、掃除。座敷と下駄箱の傘を片付ける。


午後、図書館へ。企画などの参考に雑誌を読む。帰りに本屋に寄り、いい病院2009、無理、くらしの手帳を購入。


夕食は豚汁とマグロの漬け丼。夜に奥田英朗の無理を読む。

無理

無理

脳卒中政策サミット

朝8020家を出る。新宿の京王プラザホテルで開会中の日本耳科学会。アブミ骨手術、中耳炎、聴覚神経腫瘍、好酸球性中耳炎、耳管開放症などについてきく。


好酸球性中耳炎はぜんそくにともなうアレルギー疾患だが、発症率は10万人あたり1人未満で非常にひくいため、どうするか。


脳卒中政策サミットは1400から。脳卒中対策基本法についての話し合い。終了は1730。

グラーク57

グラーク57、前のチャイルド44のほうが面白いかも。

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)

グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)

星空のライヴ in Tokyo

星空のライヴ 東京の2日目行ってきました。


JCBホールは初めて。音が悪いとおもったのは私だけ?


全体的に疲れた。音がうまく響かず。ステラシアターはよかったなあ、としみじみ。



ニューアルバムは12月16日リリース決定。でもMISIAいわく「まだ制作中の曲もある」とのこと。


さらに横浜アリーナ追加公演も決定。2月13、14日ですって。MISIAいわく「オーケストラもはいるから〜」とのこと。これまでの「星空」と構成も変えてくるんだろうな、期待です。


今日のライヴで一番は、「地平線の向こう側へ」でした。ありがとう、MISIA

ドーン

平野啓一郎先生のドーンを読みました。


初めて平野作品を読みましたが、構成や舞台装置、小道具、人物などはきちっと用意して書くタイプのように思えます。


「散影」というシステムはありうるかも。いまでもグーグルに名前を入れるとぞろぞろと足跡が出てくる時代だし。


ただ分人主義というのはあんまりリアリティはなかったような…ネットとリアル、リアルでも会社や家庭向けの分人(キャラということ?)を存在させて使い分けるということは、自然にできることだし、それほど意識しなくてもいいんじゃないか、と。それともいまの「なんでも語りたがる」「表現したがる」個人の欲求の高まりが分人主義というものを立ち上げていくのかしらん。


いろいろ思考ゲームを楽しめる作品ではありますが、物語としては入り込めず。明日人という主人公にはまったく共感できなかったからかもしれません。明日人の悩みとか、心の苦悩があまり書き込めていなかったですね。子どもを亡くしてしまった喪失感みたいなものもそれほど感じられなかった。内省的な人物なんですが、その内省的な苦しみが分からない。明日人がひとりで処理して、たんたんと過ごしていくという印象。それは共感できそうにもない。「分かってくれ」と胸ぐらつかむようなこともなし。純文学的な主人公なんでしょう、これが。


仕掛けはエンタメ、しかし主人公が内省的で純文学系。そんな感じか。


ドーン (100周年書き下ろし)

ドーン (100周年書き下ろし)