オリンピックの身代金
奥田英朗先生の「オリンピックの身代金」を読みました。
普通の青年がテロリストにならざるを得ない状況になっていく様を描いているという点では、高村薫先生の照柿とかレディジョーカーを彷彿とさせます。奥田先生はその点、読み物の書き手としては巧みな作者なので、やはり読み応えがありました。傑作です。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/28
- メディア: 単行本
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