MISIAとアフリカ


5月27日のMISIA Africa Benefit Liveのチケットをゲット。本ツアーと違い、アフリカ関連なので、私自身さほど盛り上がっていませんでした。取れなきゃ取れないでいいかな、と。う〜ん、なんででしょうか。


「ほっとけない世界のまずしさ」にあまり賛同できないからなんでしょうね、結局のところ。この「ほっとけない」というところにどうも違和感が。貧しい国・地域はたしかにあると思います。どうして特定の国・地域が貧しいかというといくつか理由はあると思う。

  1. 人口爆発で一人当たりの取り分が減り、貧しくなった
  2. 戦争などで生産設備が破壊されたために貧しくなった
  3. もともと豊かな地域だったが、外部団体に富を収奪された
  4. その国・地域内で格差が広がり、貧しい地域が生まれた

などなど。もっとあるかも。


たしかに、ほっとけないんですけど、どう絡んでいけばいいんでしょうか。援助金をひとりひとりに渡すとかかしらん。


まず貧しい国・地域があるのを知ろうという呼びかけもあるとは思います。かわいそうなんだけどね。なにをしていいのか、分かりません。「ほっとけない」のは感情として分かりますけど、私の気分としては「なんとかがんばってよ、お金あげるから」なんですね。「ほっとけない」で意図的にフレーズを止めているところが、どうにもこうにも違和感があります。なんくせか。


実際私自身、パキスタンの難民キャンプの現地を見てから、贖罪のように月1000円だけユニセフにお金を送ってます。なんか豊かな国に生まれて、ぼーとして難民キャンプに行けといわれて、いったら、嫌になるくらい貧しい、厳しいくらし。暮らしているともいえないような人がたくさんいました。物見遊山ではないけど、なんのためにここに来たのかと思ったら、情けなくなりました。お金で解決できるものではありませんが、お金はパキスタンでも大事です。だから、お金を少しだけ送ってます。がんばってね、お金1000円だけど、と思いながら。お酒飲まずに、クルマにも乗らずに暮らしていたら、もっとお金あげられるんだけど。まあ1000円くらいがいいかな、と。そのあたりは感覚。そのうち3000円にしたいけど、ユニセフもいまいち信用できない。そのあたりは、MISIAが直接NPOを作ってやってくれるといいと思います。私にとってパキスタンの難民キャンプは、私自身、「ほっといてない」んだけど、98%くらいは、ほっといている。いや、99.9999…%、ほっといてます。ほんとうに悪いことしたなあ、と。


「ほっとけない」というフレーズに違和感があったのは「ほっとけない」には、ものすごく強いメッセージがあるから、この程度で「ほっとけない」といわれてもなあ、という感じがあったからだと思う。


それはそれとして、ほっとけないキャンペーンはいいと思うし、応援したいと思います、本当に。ホワイトバンドは勘弁してほしいけど。資源の無駄遣いだ、とかいわないのかね、アレについては。


5月27日、入場順30番台です。はやー。はやめにアフリカを救いにいくか。久保田利伸がゲストに入ってるし。