龍-RON-


ピックコミックオリジナル6月5日号を読んでいたら、
最終回でした。龍 39 (ビッグコミックス)


1991年からの連載。村上もとか先生におかれましては、
おつかれ様でした。


大河歴史ロマンでした。


京都の武専を舞台にスタートしたときは、また剣道マンガがと思っておりましたが
そのうち押小路龍が中国に渡り、満州馬賊になって、
皇帝の秘宝を守り、チベットにいって、
インドで「死ぬ」という壮大なストーリー。


話のあいだあいだに、田鶴ていの映画の話とかもはさまってくるから、
これは終わりがあるのかしらん、と漫然と見てましたが、
最後は、めでたしだったようで何よりでした。


ただ、メッセージ性とかはあんまり伝わってこないね。
そのあたりが、村上先生の奥ゆかしいところかも。
かわぐちかいじ先生、とかに比べると、ちょっと存在感が弱かったような。
しかし、丁寧な作りで、面白かったです。

次作にも期待してます。