図書館でバトル


東京都立中央図書館で調べ物に行きました。。
昨日、国会図書館にいったら、資料本がちょうど「利用中」だったもので。
広尾の有栖川宮公園は、いつも外人とその子供がふらふらと散策しています。
フィリピン人らしく女性が、白人の子どもの面倒を見ています。
フィリピン女性は、世界的にもそのプロメイドぶりが評価されている、とのこと。
もうすでに、日本で働いていたのね。


図書館の閲覧室で、資料をよんでいますと、
前の机で、突然「バンバンうるせえよ」と大声を出す60歳近くの男性がいました。
文句をいわれたのは、40歳くらいの男性。二人ともサラリーマン風。
40歳男性は、調べ物している感じ。
なんくせつけた60歳は、ひまつぶしという感じ。
あんまり退屈なので、むかついたぁーというようにも見えます。


私が見たところ、いわれた方の男性は、
そんなにうるさくしていたわけではないんですね。
近くにいたのに、気がつかなかったし。


40歳の男性は、即座に反撃しました、「なんだ、このやろう」と。
無理もないね、なんかちょっとしたことで怒鳴られたんだから。


そうしたら、もう言い合いです。
60歳くらいの男性は、周りで見ていておかしいくらい、
「おまえが、うるさいんだ」とかなんとかわめきちらし、
40歳くらいの男性は、「警察をよんでくれ」と職員にいって反撃。
60歳くらいの男性は、怒りにまかせて、雑誌を机にたたきつけたりしたもんだから
職員が事務所にひったてていきました。


しかし、すぐに無罪放免になったようで、
すぐにもどってきて、今度は、40歳くらいの男性の正面の席に座り、
顔をにらみつけ、プレッシャーを与えていました。


40くらいの男性は、そしらぬ顔で雑誌を見ていましたけど、
相手は、気がおかしくなったオジサンです。気が気じゃないよね、
しかし、意地をはって席も変わりません。


私が帰ろうとするときも、対立関係は続いていました。
いやはや。はずかしいってことないのかしらん。


なんかあったのかな、60歳くらいのおじさん。
居場所がなくて、流れ流れて、中央図書館に。
でも、中央図書館さえも、安住の地ではなく…
なんか、自分の将来を見ているみたいで、うら寂しい感じがしました。
一生懸命に働いてきたんだろうに。

みんな俺を無視するからって、ちょっと大きな声を上げてみたかったんだよね。
60歳のおじさん。
ならば、40歳男性は、もっとやさしくしてあげるべきだったかなあ。
甘えてるんだな、結局。