小型風力発電


日本経済新聞5/1付け朝刊記事より

伊藤忠商事は子会社を運用するファンドを通じて小型風力発電機開発ベンチャーのゼファーに出資した。(中略)当面はゼファーが二月に発売した家庭用の小型風力発電機の販売に協力。市場開拓や機器の輸出、海外でのプロジェクトへの参加なども支援する。(以下略)


ゼファーの小型風力発電機は、
エアドルフィンというのが製品名。本体価格は、50万円くらいはします。


家庭で消費される電力の三分の一程度は、まかなえるということです。
小型風車としては画期的な製品ですが、
年間の電気代を12万円とすると、だいたい稼いでくれるのは
4万円くらい。もとをとるのには、20年くらいはかかる計算になります。


こういう風車が家庭に一台あるということになると、楽しいですが、
普及には、家庭で起こした電気を電力会社が高めに買い取ってくれる制度と
公的な補助金なりがあったほうがいいでしょう。
風力発電が進んでいるヨーロッパなどではすでに取り入れられている制度のようです。


伊藤忠がついてくれたんなら、海外販売で大きく伸びるかも。
そっちのほうに期待。