エウレカセブン47話
うーん、ええ話やった。
スカブと人類が融合する道というのは、
思考停止の方法ということね。
いっけん、相手を認めているように見えるけど、
相手と自分が互いに意見を言えないように
呑み込みあうとでもいうような感じ。
そうでなく、違う相手と共存する道というのは
相手とともに悩んだり、時にはけんかしながらでも
ともに生きる道を探らなくてはなりません。
いろいろありそうですが、相手があって
対話できる限りは、
それがとてもハッピーなことなんですね。
京田知己監督は、最終的には、パレシチナ問題をやりたいと
いっていたような気がしますが、
戦争できるのも、和平の話し合いをするのも、
結局は、相手があってはじめて成り立つんだから、
まず、相手があることを感謝しなくちゃならないって
いうことがいいたかったのかねーとも考えてます。
そういう意味で、相手を全否定するような戦争の仕方はとるべきじゃないね。
核兵器とか、大量虐殺とか、そういうことね。
人間だから、戦争はするかもしれないけど、
戦争は、政治の手段だって、だれががいってたじゃない。
この点については、いろいろ違う意見もありそうですけど。
アドロックは、再会したレントンに声をかけませんでしたが、
この点については、なかなかすばらしいリアリティでした。
とかく、親父は、子どもに、あーだこーだといわないものよ。
とにかく、あと残り3話。
来週からは、地上篇みたいだし、
いよいよ目が離せません。エウレカセブン。