マンション不況


ゴールデンウイークというと、デベロッパーがマンション販売に力を入れる時期だが、今年はかなり新築マンションの販売が厳しいようだ。


読売ウイークリー5月18-25日号がマンション特集を掲載していたが、郊外はぼろぼろらしい。記事の中にあったさいたま市の売れてないマンションって「サクラディア」のことだと思う。


サクラディアは総戸数800戸の大規模マンションではあるが、実際売れたのは半分よりは少し多い程度なんじゃないかと思う。すでに完成しているのに販売が「第5期」に突入している。せめて形だけでも「最終期」にしたほうがいいのではないかと思うが。


売れない理由は、とにかく不便だから。


物件概要の交通機関の説明は
「JR京浜東北線浦和駅西口乗場よりバス桜区役所・大久保浄水場行約14分
町谷三丁目バス停下車徒歩2分、JR埼京線「南与野」駅徒歩24分」となっているが
これは利便性を求めるマンションとしてはもうかなり厳しい。


販売価格は坪130万くらいで安いかもしれないが、もはや価格を下げても、利便性がここまで悪いと、坪110万円程度でも厳しいかもしれない。