僕の彼女はサイボーグ


MISIAが主題歌を歌っている「僕の彼女はサイボーグ」の試写会にいってきました。



昨年夏の「星空のライヴ4」で披露された「約束」が「約束の翼」に曲名を変えていました。そうだったような…ライヴで聴いたときは、けっこう地味な曲のように思いましたけど、こうやってあらためて聴くと記憶に残るいい曲でした。う〜ん、ライブの時はなんを聴いていたんでしょうね。


綾瀬はるか小出恵介が主演している映画は、時間にして2時間。はっきり言って長い。もう少し尺は削ってもいい。「ターミネーター」「ドラえもん」「日本沈没」がミックスしたような内容でした。監督のクァク・ジェヨンさんは、ターミネーターが好きなんだね、と素直に感心しました。


しかし「ドラえもん」的タイムトラベルの要素は、因果関係がもうごちゃごちゃになるし、話が元にもどっちゃうと、ここまで見た2時間はなんだったのかね、と逆に消化不良に思わせることになるから、ちよっとそのあたりはストーリー構成をもう少し練ったほうが完成度が上がったように思います。


突如「日本沈没」のモードに突入するのも、それまでのストーリーのなかで布石とか、それとなくにおわせておけば、唐突な感じが薄まったのではないかとも思いますが、どんなもんでしょうか。


綾瀬はるかのファンなら、2時間まるまる綾瀬はるかの魅力満載という感じです。そういう意味では、必見。「白夜行」の第一話を見て、ひいてしまった私でも「いいかも」と思い直したくらいです。