習熟度別クラスをきっちり適用したら


ゆとり教育の見直しを打ち出した教育再生会議。授業時間を1割ふやすんだとか。一割というと、なんかすごいように聞こえますが、週にいま、一日平均5時限やっていて、週にトータルで25時限。1割増やすと、3時限強か。となると6時限のやる曜日が週3日になる計算だ。これでいいんかな。学力的には底上げになるのかな。


とにかく授業時間を増やすとかいうよりも、本当に学力の向上させたいならば、習熟度別にクラスを編成することがなによりも効果があると思う。学力では世界トップクラスのフィンランドは習熟度別できっちり勉強が苦手な子をフォローしているというし。そのためには、もっと先生の数を増やすことだ。


なんでこの程度の議論が教育再生会議にできないのか、不思議。もしかして議論しているのかもしれないけど、議事録が公開されていないから、不明。それとも先生の数を増やすのは、財政上選択肢にない政策なんでしょうか。


学力をあげたいならば、先生の質を上げるのもさることながら、予算を増やして頭数を増やすことも必要だと本当に思う。本当は先生の給料もあげた方がいい。あれだね、先生の免許更新制度とセットでやれば、アメとムチのバランスがとれていいんじゃないかと思う。