浦和明の星


来年のために、小五の娘と受験を見学に行きました。


まあ、大学受験をしている身としては、さほどの発見などはなく、娘もすこし「こんなものか」と言う感じでぱらばらと見てました。


「緊張とかしないの?」と娘に尋ねると、「うーん、あんまり」との返事。


いいのか、悪いのか。ピアノを習って何度もステージで演奏しているから、そういうのに比べると固くもならないみたいです。頼もしい一面、緊張を集中力に変えられないのでは、と少し不安。


唯一の収穫といえば、希学園の「気合い注入」がみられたことか。


関西系の進学塾で一昨年に首都圏に殴り込んでた希学園。受験前に校門前の公園に受験生10人くらいを座らせて、学園長が演説。いわく「君たち、希学園でがんばってきた生徒が出来ない難問は、ほとんどの子ができません。だから、そういう問題に時間をいたずらに費やさず、時間配分を大切に守って試験にのぞむように。最後の10分が一番大事です」


話はけっこうまっとうなことをいっているけど、そこは学園長説得力が違います。「最後の10分が大事」というのを何度も何度も言葉を換えて繰り返していました。


あんなのを敵にまわしてやるんだよ、娘。わかっているかなあ。